福岡県北九州市にある小倉東篠崎教会

【教会員・一般の方共通】

TEL.093-951-7199

Church College Ⅳ 教会公開講座・細川正義先生『山本周五郎文芸とキリスト教:「赤ひげ診療譚」「五辨の椿」―人間凝視と祈りの文芸』のご案内

Church College Ⅳ 教会公開講座・細川正義先生『山本周五郎文芸とキリスト教:「赤ひげ診療譚」「五辨の椿」―人間凝視と祈りの文芸』のご案内

 

 小倉東篠崎教会ではこの度、≪いのちと文学―日本近代文学とクリスト教をめぐって≫をメインテーマとし、その第一弾として、日本キリスト教文学会副会長の細川正義先生をお招きし、「山本周五郎文芸とキリスト教・『赤ひげ診療譚』『五辨の椿』―人間凝視と祈りの文芸」と題して公開講座を開催することと相成りました。

 元梅光学院大学学長 佐藤泰正先生は、『文学の力とは何か』(翰林書房)の「あとがき」でカフカの言に触れ、「文学こそは人間の心を開く」「心がひらけば〈祈りに傾く〉」と語っています。文学は人間の心・魂への問いかけを可能にしてくれます。良い本と出会ったと感じたときは、その本によって心が開かれ、いのちと向き合った時間を持ったときでもあります。そしてその時は、人間の魂が開かれて祈りに導かれていくとき、とも通じていきます。それが〈文学の力〉であり、聖書に関連を持つ文学では、より強くこの力が読者に与えられます。今回は三年にわたり、山本周五郎、芥川龍之介、夏目漱石を取り上げて、いのちと向き合う〈文学の力〉を味わうことができればと願って、今回の講座を企画いたしました。

 詳細は下記チラシをご覧いただき、「文学」に関心のある皆様には、是非ともご参集くださいますようご案内いたします。

日 時  20241116日(土) 午後2時~4時

テーマ  いのちと文学—日本近代文学とキリスト教を巡ってpart①

      『山本周五郎文芸とキリスト教:「赤ひげ診療譚」「五辨の椿」―人間凝視と祈りの文芸 

講 師  細川 正義 先生(関西学院大学名誉教授、日本キリスト教文学会・副会長)

開催形式 会場(小倉東篠崎教会)にて開催いたします。

参加要領 参加費無料。メール(kokura@higashishinozaki-ch.jp)または電話(093-951-7199)にて、11月13日(水)までにお申し込みください。

今後予定 ●Part② 2025年10月18日(土) 14時~16時

          松本 常彦 先生(九州大学名誉教授) 「沈黙と文学—芥川龍之介・遠藤周作の場合」

     ●Part③ 2026年10月17日(土) 14時~16時

          奥野 政元 先生(活水女子大学名誉教授) 「受難の恵み―漱石文芸の世界」

     ※日程は変更することがございます。

※詳細は、Church College チラシ 細川正義 2024-Part1をご覧ください。