新型コロナウィルス対策のための緊急事態宣言に福岡県が対象地域に指定されますことから、小倉東篠崎教会役員会では、5月7日(木)までの教会行事のすべてを中止とさせていただくことといたしました。
このような決断は、115年の小倉東篠崎教会の歴史においても、前例のないことです。戦時下の空襲の中にあっても、顔と顔とを合わせた人格的な信仰の交わりを重んじてきた教会にとっては極めて危機的な状況です。教会の最も大切な礼拝であるイースター礼拝だけは、せめて一堂に会してお捧げしたいと願っていましたが、感染者の急増を考えます時、皆様の健康と生命の安全はもとより、隣人の命を守るためにも、わたしたち教会が、人間的傲慢を打ち砕かれ、畏れと信仰をもって祈りつつ、率先して感染防止に努めることは、いのちの主である神の御心に沿うものであると決断いたします。
つきましては、ご案内申し上げておりました4月12日(日)のイースター礼拝並びに墓前礼拝以降、すべての礼拝を中止とし、牧師だけが教会堂で礼拝を守らせていただきます。皆様におかれましては、同じ時刻に、ともに祈りと賛美を捧げていただきますようお願い申し上げます。
なお当日の礼拝式順と説教内容は教会ホームページに掲載させていただく予定です。説教の印刷物をご希望の方は郵送させていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。
皆様のご健康とご平安をお祈りしつつ、取り急ぎお知らせ申し上げます。
「主よ、あなたはわたしを究め/わたしを知っておられる。
座るのも立つのも知り/遠くからわたしの計らいを悟っておられる。
歩くのも伏すのも見分け/わたしの道にことごとく通じておられる。
わたしの舌がまだひと言も語らぬさきに/主よ、あなたはすべてを知っておられる。
前からも後ろからもわたしを囲み/御手をわたしの上に置いていてくださる。」
(詩編139篇1~5節)
日本基督教団 小倉東篠崎教会
牧師 沖村 裕史、役員一同
以上